相続財産調査を自分で行うメリット・デメリット

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相続財産調査とは、相続を行う上で重要な手続きの1つです。

人が亡くなって相続が発生すると、相続人は被相続人(故人)の権利や義務の一切を承継することになります。

被相続人の現預金や不動産といったプラスの財産だけでなく、借金などのマイナスの財産に至るまで相続の対象となるため、被相続人の財産次第で、相続人は相続するか否かを決定する必要があるのです。

そのため、相続財産調査を行い、相続の対象となっている財産の中身を適正に調査する必要があります。

本稿では、相続財産調査を自分で行うメリットとデメリットについてみていきましょう。

相続財産調査を自分で行うメリット

相続財産調査を自分で行うメリットについて、相続財産調査の流れとともにご説明します。

 

相続財産調査を行う流れとしては、まず相続財産に目星を付けるところから始まります。

故人の通帳や郵便物、携帯電話の通話・メールなどを手掛かりに、相続財産と考えられるものをリストアップしていきます。

はじめにこれを行っておくことで、手当たり次第に調査するよりもスムーズに調査が進められ、調査のし忘れも防止することができます。

次に、リストアップした財産を実際に調査し、預金残高や不動産の評価額などを1つ1つ算定・評価していきます。

そして、全ての相続財産の調査と算定が終わったら、財産目録を作成し、まとめます。

相続財産を漏れなく記載し、評価額やその根拠について明確に示しておくことが大切です。

 

これらの調査を全て専門家に依頼するとなると、多い場合には数十万円ほどの費用がかかります。

自分で相続財産調査を行えば、費用を安く抑えることができる点にメリットがあるといえるでしょう。

相続財産調査を自分で行うデメリット

ここからは、相続財産調査を自分で行う際のデメリットについて紹介していきます。

 

最も大きなデメリットとしては、相続財産調査に漏れがあり、マイナスの財産を見逃してしまうことといえます。

相続財産調査が不十分だと、予期せぬ借金を負ってしまうリスクがあるということです。

また、マイナスの財産が多く、相続放棄を行いたいと考える場合、相続放棄は相続開始時から3か月以内に手続きを行う必要があるため、あまり時間的な猶予がありません。

 

1つ1つの財産を漏れなく調査し、評価するのは、時間も手間もかかるため、自分で行おうとすると、かなりの負担となってしまいます。

専門家のサポートがなければ、3か月以内に調査を終わらせるのはなかなか難しい場合も考えられます。

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